あらすじ
ガス灯が照らし、記者が走り回る国、エングル。
戦うのが怖くて、街の雑用ばかり受けている冒険者であるレナ。地下室から一緒に逃げ出したその子は「シャル」と名乗った。彼女がこの国の第三王女だと知る。
王都へ移り、学園に通い、やがて同じ部屋で暮らすようになる。
穏やかな日々の裏で、不穏な影は確実にうごめいていた。
追いかけた先にいたのは、かつて、恐れられた種族だった。
そして糸は、思いもよらない方へ——なぜ私がこの世界にいるのか、という問いへ伸びていく。
戦えない私に、守れるものは多くない。
それでも、この子の隣にだけは立っていたい。
※完結まで毎日投稿していきます。