あらすじ
過労で死んだ敏腕弁護士は、魔法が絶対の異世界へ転生した。
しかし、授かった魔力をはじめとしたいわゆるステータスは一切なかった。全くのただの人間。
そして、この世界において、魔法を使えない者はゴミ同然。権力者たちが魔法の力で理不尽をまかり通す、そんな腐りきった階級社会に放り出されてしまう。
だが、彼には神から授かったたった一つの【ユニークスキル】があった。
その名は『説得力』。
強制的な洗脳ではない。嘘をつくわけでもない。
ただ、提示した論理が「完璧」であれば、相手は自分の意思で納得せざるを得ない――。
「閣下、その魔法で国を焦土にしますか? それとも、私の提案で経済の覇者になりますか?」
魔物討伐や火球の雨で世界が回る中、彼は書類一枚と数時間の交渉術で、貴族を操り、国家の財政を立て直す。さらには魔王すらも……
これは、魔力を持たない弁護士が、剣も魔法も使わずに、強大な魔法使いや貴族たちを「論理」で圧倒し、支配していく下剋上サクセスストーリー。
「さあ、法廷の開廷だ。今度は、負けるわけにはいかない」