あらすじ
空には、風路と呼ばれる魔力の道がある。
郵便魔女はその風路に乗り、箒で町から町へ、国から国へ手紙を届ける。
だが、風標の灯が消え、中継塔が朽ち、村の名が台帳から消えれば、中央局は赤い判を押す。
配達不能。
クラリス・ヴェインは、その判が嫌いだった。
旧風路の残留魔力を読むことに長けた彼女は、中央局が「もう飛べない」と判断した空に、まだ箒が通れる細い流れを見つけることができた。
追放された郵便魔女は、配達不能を届ける 〜中央局に見捨てられた手紙、私が届けます〜
上記物語の掌編として第0話を書きました。
気に入っていただければお読みいただけると嬉しいです。