あらすじ
乙女ゲームのシナリオ通りなら、数年後に覚醒した勇者パーティに惨殺される運命の悪徳貴族・アルベルトに転生してしまった俺。しかも役職は、数々の罪人をなぶり殺してきた「闇の死刑執行人(拷問公爵)」。
破滅エンドを回避する方法はただ一つ。どんな致命傷からも生き返る圧倒的な「蘇生治癒(リライブ・ヒール)」を身につけること!
「これで首をハネられても死なないぞ!」と、血反吐を吐くような隠れての猛特訓の末、俺の回復魔法は「欠損した四肢の再生」どころか「概念的な死の拒絶」にまで到達してしまう。
生き延びるのための過剰な防衛策だったはずが、
「あの拷問公爵が、瀕死の部下を瞬時に完治させた…!?」
「罪人を死すら許さず生かし続ける、底知れないサディストだ…!」
と、周囲の勘違いは加速! さらに、狙い通り襲撃してきた未来の勇者や暗殺者を「死なないから大丈夫だな!」と手加減なしで返り討ちにしていたら、いつの間にか世界最強の守護神として祭り上げられていて――!?