あらすじ
宇宙を侵食し、星々を金属へ変えてしまう機械生命体――星蝕機群ネブラ・ヴァイラス。
その脅威を滅ぼすため、超文明が生み出した終局兵器**《星葬機アル・アジフ》**は、最後の敵を追って剣と魔法の世界へ墜落する。
契約者を探していたアル・アジフが出会ったのは、森で木の実をかじっていたエルフの少年・ロイグ。
「力が欲しいか?」
「いや、別に」
世界の危機にも動じない超マイペース少年と、使命しか知らない最終兵器。
価値観がまるで噛み合わないまま契約し、あっさり世界を救ってしまう二人だったが、家へ帰ると母親は巨大ロボットを一目見てこう言った。
「そんな大きいの家に置けないから、拾った場所へ捨ててきな!」
役目を終えた終局兵器と、四十万年近く生きる長命エルフ。
これは、世界を救う英雄譚ではない。
友達という言葉さえ知らなかった最終兵器が、一人の少年と過ごす毎日の中で、「心」を知っていく物語。
笑って、ちょっと泣ける。
超文明SFと異世界ファンタジーが出会う、"ずっとも"冒険譚、開幕。