あらすじ
勇者パーティーから「戦えない無能」と追放された青年、エリオ・ヴァルクレイン。
彼の固有職業《継承師》は、自分ではほとんど戦えない代わりに、人の才能を見抜き、その可能性を引き出し、限界すら超えさせる世界で唯一の能力だった。
本人はその価値を知らないまま、王立魔法学院で新人冒険者や若き才能たちを育て始める。
やがて彼の教え子は、 最強の剣士、天才魔導士、勇者さえも並び立つ英雄へと成長していく。
一方、世界の裏では《継承師》だけが知る古代の秘密が動き始めていた。
初代継承師が残した七つの《継承座》。 千年を超えて暗躍する魔族・ヴェルガス。 そして、エリオ自身が忘れ去っていた過去――。
これは、一人では英雄になれなかった青年が、 誰よりも多くの英雄を育て、世界そのものを未来へ継承していく物語。