あらすじ
シングルプレイ型超高難易度VRMMOの登竜門——前作『超獣戯画』RTAでワールドレコードを更新した男が、正統続編に挑戦した。
いつもの如く初期ステージ、イージーモードでのウォーミングアップをするはずだった。だが、彼が潜ったのは本来存在しないはずの無い、超ハードモード【裏ステージ】
中ボス級モンスターが雑魚敵として出現し、ステージは迷路のように複雑で、毒沼にはめられ、敵にはめられ、死ぬ。とにかく死ぬ。歴戦の視聴者コメント欄も爆笑に包まれた。『前作最速走者がこのザマとは』『ざまあwww』『辞めたら?このゲーム』などなど。
更には、あろうことか、レギュレーション違反でランキング最下位スタート。
それでも彼は決めていた。
生意気だが、気の良い視聴者と共に、ここから最速で上り詰めるだけだと。ランキング1位の座を、絶対に取り戻してやる。
だが、配信開始から数日後、ダンジョンの奥深くから聞こえてくるのは、予期しなかった他プレイヤーの悲鳴が聞きこえてくる。
チートスキルも、事前情報もない。あるのは配信環境と、前作で培った技術だけ。それでも彼は諦めない。
これは、前作ワールドレコード保持者が、不本意な裏ステージ送りで最下位スタートし、無自覚に大炎上配信の主役になりながら、謎を追い、ランキングを駆け上がっていく物語。