あらすじ
震災から十五年。
毎年繰り返される津波の映像と、遺族の悲しみ。
けれど、あの日には、報道されなかった助けと、語られなかった地獄もあった。
目の前で届かなかった命。
遺体を見ながら歩いた帰り道。
片側三車線の幹線道路で交通整理をし、帰る道をつないでくれた人たち。
誰かを先に逃がし、最後まで残った人たち。
震災を忘れろと言いたいのではない。
ただ、悲しみ続けることと、被害者であり続けることは同じではない。
実際の被災体験から、震災報道、善意、被害者と加害者について綴ったエッセイです。
※震災当時に目撃した死や津波について触れています。また、震災報道や「被害者」という立場について、厳しい意見を含みます。
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