あらすじ
オレ含め九人は、どこともしらぬ世界に飛ばされ、勇者聖女となるはず? だったのだが、みなみなのステータスが一点特化で、伝説の何々様にはなれない悲惨なものだった。
それのせいで呼ばれた王都らしきところから追い出され、草陰で互いの自己紹介をしながら今後について話していると、王都が一瞬でなくなった。
王都の中心にはクリスタルがひとつ。これが王都を蒸発させたのだろう。
そのクリスタルに気に入られたのか、かのものから食糧のナップザックをもらい、クリスタルは九つに割れてしまった。
とりあえず、九人一つずつ持ち、この場にいるのは王都消滅の下手人になるかと思い、森の中を彷徨うことになり、疲れ果てたところで魔女の住処に迷い込むことに。
そこで自分たちは『流者――フィクサー――』という召喚された人間の総称があると聞かされる。
異世界に来たというのは理解できたが、そこからどうするかと、みなで考えた結果、別の国に行って帰る手段を、と思っていたのだが、そう上手くはいかなかったのだ。