あらすじ

港町へ帰るたび、あの頃のことを思い出す。 小学二年生の夏。 迷い猫を探してほしくて訪ねた探偵事務所で、僕は一人の探偵と出会った。 昼間から酒を飲んで、煙草を吸ってばかり。皮肉屋のくせに、困っている人は放っておけない。 そんな、変な探偵だった。 探偵と過ごした五年間で、僕はたくさんの事件を見た。 でも、大人になった今思う。 あの五年間で、探偵が見せたものは、事件の解き方なんかじゃなかった。 だから、あの人が港町に残した忘れ物を、僕は探しにきた。 少年と探偵が綴った、小さな港町の記録。

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カクヨム
カクヨム2026/07/19
  • 現在の作品港町の流木