あらすじ

聖女リーゼは十年間、万の民を癒やしてきた本物の聖女だった。 だが偽聖女クラリッサが用意した告白書によって、「己の栄華のため国を悪魔に売った異端者」に仕立てられ、万の民に罵られながら斬首される。 ――先に言っておくが、悪魔と契約したという罪状だけは事実だ。 十年前、疫病から国を救うため、リーゼは死後の魂を対価に私と契約した。 私はその極上の魂が熟成するのを、十年間待ち続けた悪魔ザガンである。 ところが、契約どおり受け取った商品は、冤罪の憎悪を浴びて泥まみれになっていた。 ……私の商品を、汚したな? 私はリーゼの骸に憑依し、処刑から三日後、聖女の顔で大聖堂へ帰還する。 護衛の裏切り、侍女の偽証、偽りの奇跡、教会の汚職。 嘘を一枚ずつ剥がすたび、リーゼの魂は輝きを取り戻し、嘘つきどもは利子ごと堕ちていく。 これは愛でも正義でもない。ただの取り立てだ。 ――少なくとも、悪魔はそう言い張っている。 ※全15話、完結まで予約投稿済み。初日3話、以降は毎日18時10分に更新します。

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小説を読もう2026/07/19
  • 現在の作品冤罪で斬首された聖女が、三日後の朝、微笑んで帰ってきた。中身は激怒した悪魔――嘘つきどもから利子ごと取り立てます