あらすじ
目覚めると、そこは天国――?のような神秘的な空間。
目の前に立っていたのは、死の最期まで読んでいたお気に入りの小説の中の登場人物、悪役令嬢ニーナ・アースリゼだった……!
ニーナは死に戻りを99回目繰り返し、100回目の世界の十歳の誕生日に毒を盛られ昏睡状態のまま、魂が目の前に現れ、死にゆく私の魂を呼び出した。
98回目に授かった赤い宝石の力で運命を変えるため、私が『死にたくない、まだ生きたい、出来ればこの小説の世界へ生きてみたい、今度は悔いなく生き尽くしたい、どんな形でも良いの、アーサーに会いたい……!』と何度も願ったことを叶えるため私の魂を選び、現れたと――。
しかし小説の主人公は聖女であって、悪役令嬢ニーナではないのに!
それでも彼女の傷付く姿にどこか心が奪われ、彼女から99回死に戻りしたことが記された日記が渡されて――。
大好きだった小説のアーサー皇子の婚約者として、十歳からスタートしたけれど、私がなりたかった聖女がとうとうアーサー皇子の十八歳の誕生日に現れ――!?