あらすじ
婚約者である王太子から婚約破棄され、「悪役令嬢」の汚名を着せられた辺境伯令嬢ルチア。
前世の日本人だった記憶がある彼女は、人生が終わったとまでは思わなかった。
王都を永久追放された彼女は、幼なじみと結婚し、辺境で穏やかな暮らしを始める。
しかし数年後、王都の学園に入学した姪が「悪役令嬢の一族」と虐げられ、傷ついて帰ってきた。
「自分の評判などどうでもいいと放置したままでは、駄目なのね」
劇場も役者もない辺境で、彼女が思いついたのは『紙芝居』。
やがてその紙芝居は、王家が隠したかった『本当の物語』を国中へ広めていく――