あらすじ
障害対応中に倒れたプロジェクトマネージャー・久瀬蓮人は、魔法が使えないまま異世界へ転移する。たどり着いた辺境都市ラグナでは、町を守る結界が消えたのに、警報鐘だけが鳴らなかった。
魔力ではなく、記録・現物・人の話をつなぎ、仕様書のない古代魔導基盤《大環流網アークライン》の異常を切り分けていく蓮人。若い魔術師ミナ、老技師ガルド、守備隊副隊長セラ、書記官ノアとともに、壊れた設備だけでなく、異常を隠し、誰か一人へ責任を押しつける組織そのものを直していく。
魔力を持たない元PMが、現場の仲間と「次の人が判断できる仕組み」を残す異世界お仕事ファンタジー。