あらすじ
怪人が現れる世界。
人々を守るのは、特別な力を持つヒーローたち。
その中でも圧倒的な実力を誇るのが——
蒼真の姉たちだった。
高校生から中学生まで、個性豊かな6人の姉に囲まれ、
少し甘えん坊な小学生・蒼真は、今日も守られて過ごしている。
——はずだった。
ある日、戦闘中。
追い詰められた姉たちの前で、蒼真は“何か”を発動する。
気づいた時には、敵は消えていた。
そして蒼真は——何も覚えていなかった。
それは、世界に干渉する“禁忌の力”。
使うたびに記憶を失い、幼さを残していく、危険すぎる力。
守られているはずの弟は、
実は誰よりも危険な存在だった。
それでも姉たちは手を離さない。
どれだけ壊れても、忘れても、離れられなくなっても——
「大丈夫。蒼真は、私たちが守るから」
これは、最強の姉たちに守られながら、
少しずつ“何かを失っていく”少年の物語。