あらすじ

とある町にある家具家電代行業者の事務所。 従業員は朝霧(所長)、荒木(男)、鳴海(女)の3人。 不真面目な荒木と真面目な鳴海は元々人間だったが突然動物になってしまい朝霧に拾われて従業員となった。 朝霧は父親が家具職人。その影響で家具家電、虫、動物の声が聞こえるだけでなく憑依も可能になる。その能力の一部が荒木と鳴海にも伝染した。 初めは荒木(猿)が燃やすゴミのゴミ箱、鳴海(ハムスター)がプラスチックゴミのゴミ箱に憑依して臭くて汚い体験をすることでゴミ箱の苦労を知ります。 次に荒木がドラム式洗濯機、鳴海がクーラーに憑依することで自分の欠点を知りお互いの良さを見習おうと決意します。憑依が終わり元の姿に戻ると身体の一部が人間になり人面猿と耳だけ人間のハムスターになっている。そして鳴海は事務所への帰宅途中、外国人のアントニーに連れ去られる。そのことを知った朝霧と荒木はアントニー邸に乗り込む。その際に荒木と鳴海がお互いの存在が必要だと認め合ったことで人間の姿に戻る。その場から逃げようとする2人だがアントニーに見つかりそうになり荒木が電子レンジ、鳴海がオーブントースターに憑依することで時間を稼ぎアントニー邸からの脱出に成功する。 帰ろうとする3人だったがアントニーが家から飛び出してきたため本人から事情を伺う。結果、アントニーが家具家電の間違った使い方をしていたため家中の物がボイコットを起こしアントニーを家から追い出したことが発覚。朝霧が物を大切に扱うことをアントニーに教えることで事態は収束する。 帰りの車で朝霧は荒木と鳴海が動物になってしまった原因と人間に戻った要因の考察を話し出す。原因は2人が自己嫌悪に陥り人間を辞めたいと強く想ってしまったことでプラシーボ効果(思い込みによる力)が起き細胞が突然変異してしまったことだった。要因は2つあり1つ目は2人が自分に足りないものを認めたこと、もう1つはそれを改善しようと思ったことで人としての心が成長し元の姿に戻ったと朝霧は語る。そしてもっと成長するために自分軸をもつことが大切だと2人に説く。 その日、事務所で3人は就寝。次の日、荒木が目を覚ますと机の上にメモがあるのを発見。その内容は朝霧が2人と出会った時点で人間代行業者に憑依されていたというものだった。

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小説を読もう2026/07/19
  • 現在の作品家具家電代行