あらすじ
カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】応募用の作品となります。
コンテストでは6エピソード以上の作品は選考対象外となるため、完結済みと設定しておりますが、内容的には続けられる未完の状態です。
ただし、ある程度結末が予想できるようキャラクターや用語の設定で一部ネタバレを含んでおりますので、ご承知おき頂けますと幸いです。
あらすじ:
デジタル遺品整理屋とは、亡くなった方が残したパソコン、スマホ、クラウドサービスなどのデジタル遺品を専門に扱う回収業者である。
そのデジタル遺品整理屋である織田は他の人が嫌がる、自殺した人の遺品整理を主に担当していた。
しかし織田はある時、整理している遺品の中で奇妙な共通点を見つける。
それは自殺者の多くが、特定のアカウントのショート動画を見ているというもので――
キャラクター:
織田 紡(おだ つむぎ)
本作の主人公
三十代前半のデジタル遺品整理屋の従業員
誰も担当したがらない自殺者のデジタル遺品の整理を行う
ある時、自殺者の多くが特定のアカウントのショート動画を見ていることに気づく
そこから、動画を閲覧したら死ぬという呪いの動画の騒動に巻き込まれていく
浦上 零士(うらがみ れいじ)
ハンドルネーム、ウラガミで活動するオカルト系の動画配信者
ただし、落ち目となっており、起死回生を狙って自分から進んで呪いの動画を投降すると言われているアカウント、To_Sleep_Wellの動画を閲覧するという暴挙に出る
その様子をライブ配信するが、見たショート動画のせいで彼はその場で自殺し、バズったTo_Sleep_Wellが世間一般に知られるようになる
その結果自殺者が増加し、陽菜も動画を見て自殺する
SwipeRはTo_Sleep_Wellのアカウントを早急に凍結させるが、To_Sleep_Wellの動画は保存され、拡散されていく
草壁 航(くさかべ わたる)
親類がAIに殺された親族
To_Sleep_Wellの動画を見た姉の陽菜(ひな)が亡くなっている
姉の死の真相を探るため、陽菜のスマホを整理した織田の前に現れる
自分の姉は殺されたんだという、無根拠でありながら確信に近い強烈に強い意思を持っている
緒方 叡(おがた さとし)
SwipeRの開発者の一人で、主に閲覧履歴から視聴者に動画をリコメンドをするアルゴリズムを担当している
そのため、もっともその人が見たい動画を表示させるAI、『セイヴィアー』を開発した
だが、本当に死を求めている利用者を満足させる動画がSwipeRに充実していないことから、『セイヴィアー』は自ら動画を作成し、To_Sleep_Wellという名前で呪いの動画を上げ始める
用語:
SwipeR(スワイパー)
ショート動画中心のSNS
利用者の検索履歴や閲覧履歴から、お勧めの動画を表示する
動画のアップロードも可能で、若者を中心としながらも幅広い年齢層に支持されており、多くのスマホにインストールされている
PCからでもアクセス可能
To_Sleep_Well
SwipeRにAIが人を呪うショート動画をアップしているアカウント
緒方が作成した『セイヴィアー』が運営しており、アルゴリズムで死にたいと思っている人に自殺を後押しする(その人が見たいと思っている)動画を表示している
動画には学習した利用者のトラウマを刺激する内容となっており、見る人が見れば強烈な自殺衝動に襲われる
一部サブリミナル効果も含まれていると言われるが、浦上が自殺した後凍結されたため詳細は不明
『セイヴィアー』
緒方が開発したAI
元々はユーザが閲覧したい内容をお勧めするリコメンドAIだった
しかし、そのお勧めの範囲は倫理を越えて人間が求めているものを導き出し、死を望む人の後押しをする行動を取り始める