あらすじ
都合の良い人間を見つけ、物語を創って聖書に刻み、教えを広めて神を造る。
教会は秘匿されたその技術を使い、各地で神を立て、世界を都合よく統べて来た。
しかし、荘厳な装飾を施されたその殻の中には、名前を奪われた人間が、まだ残っている。
教会の元聴罪師のロウは、その声を聴くことが出来る、ただ一人の人間だった。
ロウはエリという少女を連れて、教会勢力の中心、大聖堂の最奥にある「名前の台帳」を目指して、巡礼の旅を続ける。
神の本当の名前を取り戻し、物語を書き換えることで神を殺す。そうして各地を渡り歩くうちに、「偶像殺し」として教会に追われることになる。