あらすじ
※前作『バタフライ〜緊張と蝶の羽ばたき〜』から半年後の物語です。
春、緊張と向き合い、一歩前へ進んだ澄羽張乃(すわ はるの)。
あれから半年、
少しだけ成長した彼女を待っていた新たな悩みは、「恋」だった。
恋をした相手は、頭が良く、少しいたずら好きで、誰にでも自然に優しく接するクラスメイト・須藤定(すどう さだむ)。
話しかけたい。
もっと知りたい。
でも、一歩を踏み出す勇気が出ない。
””「私は、やっぱり臆病者なんだ」””
想いが大きくなるほど、臆病にもなっていく自分。
そんなある日、一匹の蝶との出会いが、張乃に小さな勇気を与える。
自由に飛んでいるように見える蝶も、行きたい場所へたどり着くために、懸命に羽ばたいていた。
その姿を見つめながら、張乃は決意する。
――この恋から、逃げない。
これは、恋に悩み、臆病な自分と向き合いながら、少しずつ勇気を見つけていく一人の少女の青春物語。