あらすじ
獣の姿の祖霊、トーテム。
現象の精霊、エレメンタル。
500年前、二つの陣営で戦争が起こった。
トーテムの地で暮らす付与術師のノクスは、ソロで活動する冒険者。
しかし、人見知りと顔が怖いのと、ある事件のせいでパーティを組めず、日々仕事を探すのに一苦労していた。
「すぐ顔怖いって言われる!バフで人をバグらせた危ない奴って言われる!」
奨学金は返さなきゃいけない。だが、パーティを組んでいる人がいない。
そんなある日、彼は一時的にあらわれる、『水たまりダンジョン』の調査クエストを見つけた。
「調査クエストは金になる!そして、未知のダンジョンは、トーテムを感知できる付与術師…が必要に、なる、はず」
ノクスは奇跡的に、暇していた一流戦士の斧戦士のロゼと盾使いのヴァルとパーティを組んで、水たまりダンジョンに行くことになる。
しかし、そこにはトーテムの地にいないはずの精霊ー炎のエレメンタルがいた。
「なんで500年前にトーテムとぶつかったたエレメンタルがいるんだ!?」
炎に追いかけまわされるノクスたち。
絶体絶命の窮地の中で、目指したのはトーテムの気配が濃い方角。
「エレメンタルに対抗できるのは祖霊だけだ、それにかけるしかない!」
しかし、そこにいたのはーエレメンタル文化圏の属性魔術、『ファイヤーボール』を使うトーテムだった。
「俺は人間のトーテム」
エレメンタルを押しのけたトーテムは、ノクスに笑いかける。
「ねえ。俺ってさ、恩人。恩トーテムだよね?」