あらすじ
北二十四条の安居酒屋「しんや」のベニヤ板の上で始まった、30代の男たちの本気の思考遊び──。
「北海道グランド・グリッド(HGG)」プロジェクトは、日本を飛び出し、世界の地政学をハックする!
世界が抱える難民問題、国際紛争、インフラの老朽化、そしてエネルギー危機。
それらの深刻な課題を根本から解決するために必要なのは、綺麗事の道徳ではない。
圧倒的な**「エネルギーリッチ」と、国家が次なる投資へ舵を切るための「自国経済の余裕」**だ。
初期投資ゼロ、月額定額で国家のOSを最新鋭化する「インフラサブスク」が、欧米中東の巨大利権を震撼させる。
ドイツを日本流の「キンキンに冷えたビール」で文明開化させ、
スイスのアルプスをアイシン精機製の「巨歯(ギガ・ギア)」による力技で捩じ伏せる。
さらにイタリア、サウジアラビアを巻き込み、日本が誇る「大崎クールジェン」の炭素固定装置を引っ提げた【炭素還流(カーボン・リサイクル)の産油国同盟】を電撃結成!
そして、世界最強の覇権国家アメリカをも「最強の保険」として都合よく利用し、
難民対策の無駄な出費をカットして浮いたカネを、自国内の100兆円AI投資へ還流させる──。
すべてはカネとエネルギーの計算(合理性)がもたらす、完璧な新世界秩序。
物語の節目となる5周年、札幌サッポロビール園での大ジンギスカン居酒屋談義。
世界中の怪物たちが集結する中で語られる、次なる標的は──【学校(教育)のハックと人材の証券化】!?
前代未聞の近未来経済地政学エンターテインメント、激動の第三巻(世界ハック編)、ここに完全結実!