あらすじ

夜会の中央で、婚約者に高らかに婚約破棄を宣言された子爵令嬢エリーゼ。 周囲は哀れみの目を向けるが、彼女は静かに鞄から書類の束を取り出した。 「承知いたしました。では、手続きに入ります」 前世は法務部員。今世は王都一の書記官。そして五年前、この婚約の契約書を作ったのは――私です。 違約金条項、名誉毀損条項、撤回不能条項。読まずに署名したのはあなたですので、条文どおりに処理いたします。 案件を粛々と処理していたら、なぜか「氷の公爵」と呼ばれる一番の顧客に、乙欄が空欄の婚約契約書を差し出されました。 ……閣下。この契約、乙に有利すぎるのですが。

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小説を読もう2026/07/19
  • 現在の作品「読まずに署名した」婚約者を契約書どおりに処理したら、契約書で求婚されました