あらすじ
父が突然倒れ、昏睡状態のまま目を覚まさなくなった。
父の背中を追い求める子供たちの不思議な体験とは。
夢ではないその世界ははるまの常識を壊していく。
「父に会いたければ魔王を倒せ」と告げる謎の存在。
世界中の宗教・国家・研究者が神となった彼を奪い合う。
はるまの周囲で、倫理と常識が静かに崩れ始めていた。
強さの概念さえ通用しない女性、
無邪気に笑う魔王軍の少女との出会い。
正義も悪も通じない“支配者の領域”で、
はるまの価値観は音を立てて崩れていく。
そしてついに魔王が姿を現す。
倒せる存在なのか。
そもそも倒すべき敵なのか。
父に会うための道は、本当にこれで正しいのか。
精神世界と現実世界がつながり始める中、
はるまは初めて、自分が踏み込んだ世界の“本当の意味”を知ることになる。