あらすじ
あらすじ
王立魔法学園の卒業舞踏会。
公爵令嬢アリア・エヴァレットは、第一王子クロードから大勢の貴族が見守る中で婚約破棄を言い渡される。
「悪役令嬢」と呼ばれ、聖女候補への嫌がらせを理由に断罪された彼女だったが、驚くほどあっさりと婚約破棄を受け入れた。
なぜなら彼女は知っていたからだ。
王国を陰で支えていた魔導技術、食糧供給、結界維持、物流網――そのほとんどがエヴァレット公爵家によって成り立っていることを。
婚約破棄と同時に王家との契約は終了。
王国は少しずつ崩れ始める。
一方アリアは、誰も価値がないと思っていた辺境の領地へ向かう。
そこで眠っていたのは、古代文明の遺産と、現代では失われた魔導技術だった。
「だったら、この土地を世界一豊かな場所に変えてみせましょう。」
新たな産業を生み出し、人材を集め、街を発展させ、やがて一つの国家へ。
そして、彼女を捨てた王国は、自分たちが失った存在の大きさを思い知ることになる。
これは、“悪役令嬢”と呼ばれた少女が、自らの知恵と仲間たちの力で世界最高の国家を築き上げる建国ファンタジー。
追放されたその日こそが、彼女の伝説の始まりだった。