あらすじ
何が足りないとかは無かったはずの日常。身構えるような事件も、手に汗握る対立もありはしない。
そんな日常。だがそれは、突然終わりを告げた。
教室の中に荒くれる雲が現れると、不意に声がした。それは異世界の神言。
『世界を救え』という言葉と共に雲からは雷が放たれ、俺たちの意識は闇へと沈んだ。
次に目を覚ましたらそこは見知らぬ土地。
乱立する樹木。
見知らぬ粗末な布地服。
手には見た事のない傷跡が、確かにあった。
全てが知らないナニかであった。隣で気絶した数人も、見知らない誰か。
パニックになって走り出す。そして気がついた。
自分が、巨大な化け物に追われている事に。