あらすじ
七つの王国が並び立つ大陸《セプテリア》。
そこには古くから、一つの予言が伝わっていた。
――白い髪、白い瞳を持つ魔女が現れた時、七つの王国は滅びへ向かう。
雪深い辺境の村で暮らす少女リリア・スノウベルは、その予言に該当する“白い魔女”だった。
けれど彼女は、世界を滅ぼしたいわけではない。
ただ、生きたかった。
ただ、大切な人を守りたかった。
ただ、自分が本当に何者なのかを知りたかった。
ある日、王都から来た教会の審問官と兵士たちによって、リリアの平穏は壊される。
養母を守るため、リリアは初めて魔力を使ってしまう。
その瞬間、彼女は完全に“災厄の魔女”として追われる存在となった。
だが、予言には隠された続きがあるという。
リリアは真実を知るため、第一王国アウレリアの王都へ向かう。
これは、七王国を滅ぼすと恐れられた白い魔女が、運命に抗いながら世界の真実へ辿り着く物語。