あらすじ
卒業パーティーで始まった婚約破棄騒動。
その送辞を読んでいたのは、首席として壇上に立つ公爵令嬢――エムロード・カーマインだった。
転生先は、自分が書いたオリジナル小説の世界。
チート能力はない。あるのは、世界設定の知識だけ。
婚約者は義妹の存在を知らず、当事者は事実確認もしないまま婚約破棄騒動を始める。
「……そのガバガバな設定を書いたの、私なんだけど。」
物語が破綻しないようツッコミを入れながら、騒動を本来あるべき結末へ導いていくエムロード。
……しかし最後は、予定外に現れた聖女様に全部持っていかれてしまい――。
これは、できれば送辞くらい最後まで読ませてほしい令嬢の、巻き込まれコメディです。