あらすじ

十年前、何も言えないまま離ればなれになった悠真と楓。 故郷に残り、実家の喫茶店を継いだ悠真。 遠く離れた町で暮らしながら、彼を忘れられずにいた楓。 互いの居場所を知り、何度も連絡しようとしながら、それでも二人は一歩を踏み出せないまま、大人になった。 そんなある日、二人が通っていた母校の取り壊しが決まる。 最後の一般開放の日。 十年ぶりに教室を訪れた悠真が黒板に見つけたのは、見覚えのある筆跡で書かれた、たった四文字の言葉だった。 『遅いよ』 言えなかった言葉。 届かなかった想い。 遠回りした二人の時間が、今、もう一度動き始める。 十年越しの両片想いを描いた、少し切なくて温かな再会の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/18
  • 現在の作品『遅いよ』