あらすじ

うちの学院には、「白栖《しろすみ》」という伝説の先生がいます。 授業はやさしくて、魔法構文の説明は神業レベル。 空間ズレで文字がねじれた時も、先生は一目で見抜きます。 生徒から大人気――でも、ちょっとだけ怖がられてもいます。 なぜって? 先生、たまに心臓を忘れてくるんです。 ある日の授業の終わり、先生はふつうにこう言いました。 「今日の心臓は、教卓の引き出しに置いてあります。ご安心を」 またある日、生徒が「先生って……もしかして龍《りゅう》ですか?」と聞いたら、 「さあ、どうでしょう?」と微笑まれました。 さらに謎なのは、先生がいつ、どこから、なんの経緯でこの学院に来たのか―― いくら記録を掘っても出てきません。 それでも、先生は毎回きちんと授業に来て、まじめに教えてくれるんです。 龍かもしれない? 神獣の可能性も? いやいや、彼は「白栖先生」です。 心臓は忘れる。 宿題は脳内に書き込む。 それでも、授業は最高に分かりやすい。 これは、「人間じゃないかもしれない先生が、めちゃくちゃちゃんと教えてくれる」 そんな魔法学院の日常系ストーリーです。

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カクヨム
カクヨム2026/07/18
  • 現在の作品白栖《しろすみ》——僕たちの先生は龍である