あらすじ
「ここに来れば、誰かになれると思ってた」
奨学金とバイトに追われ、モノクロの日常を送っていた女子高生・陽葵(ひまり)は、運命を変えるために高級キャバクラ『Luce(ルーチェ)』の門を叩いた。
そこは、美貌とプライド、そして巨額の金が飛び交う、女たちの剥き出しの戦場だった。
絶対王者として君臨するNO.1ホステスの美咲、かつての親友であり最大の敵・紬、そして圧倒的な知名度で全てを塗り替えるAV女優の蘭。13名のキャストたちが、支配人の冷徹な掌の上で「NO.1」の座を巡り、血を流すような駆け引きを繰り広げる。
「あんた、心を持っている人間から先に死ぬのよ」
憧れだった美咲の冷酷な言葉に傷つきながらも、陽葵は、謎の青年・蓮の影に翻弄され、この夜の泥沼へと足を踏み入れていく。
これは、シャンパンの泡のように消えていく夢を追う、少女たちのヒリヒリした300日の記録。
頂点に立つのは、誰か。そして、その果てに待つ「代償」とは――。