あらすじ
ユリエラ・リーベルト。今、この場をもってお前との婚約を破棄する!!」
レオニア建国記念祭のパーティーで、レオニア王国の第一継承者である、セドリック・レオニア第一王子(21歳)。が、ユリエラに言い放った。
傍らには奇跡の聖女コハル・イトウが不安そうにしている。
ユリエラ・リーベルト(18歳)。10歳の時にこの体に憑依した異世界人だ。前世の名前は、由利 恵。
由利 恵こと、ユリエラは聖女コハルを階段から突き落としたという容疑がかかっていた。
ユリエラは、この世界に来て初めて自分が断罪される側の悪役令嬢だと自覚する。
「わたくし、一切、手を出しておりません」
(だって、本当のことだもの……)
馬鹿王子セドリックが怒声を上げる。
「聖女殺人未遂で、ユリエラ・リーベルトをひっ捕らえよ!!」
近くにいた槍を持った騎士二人が、ユリエラを抑え込もうと近づくが……。
幕役令嬢ユリエラの快進撃がここから始まる。
◎2話完結のコメディーとなっております。