あらすじ

「九〇三年冬、グレゴール将軍、北砦ヲ放棄シ敗走ス」——国定史書のたった一行を、三十年撫で続けてきた老婦人がいる。 左遷された若手文官リーゼルが百年前の兵站簿に見つけた、小さな違和感。敗走した軍の帳簿が、なぜこんなに整然としているのか。なぜ戦死者が一人もいないのか。数字だけが知っている雪の夜の真実と、歴史に敗れた将軍の百年目の弁護。読み切りです。

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小説を読もう2026/07/18
  • 現在の作品雪灯りの書庫番 〜歴史に敗れた将軍の、百年目の弁護人〜