あらすじ
伯爵家の婚約相手となった私リア・ポワントゥモは、カスト・コルクタスとの婚約を機に、妹のミーラと共にコルクタス家で住む様になっていた。それから暫くして行われた貴族による――貴族達の夜会。そこで私は、妹と仲良くし過ぎるカストに向かって「私と妹、どっちが大切なの?」という喉元で抑えていた言葉を発してしまう。
もちろん私――とは何故か答えてはくれなかった。家での扱いが余り良くなかった妹を、無理を言って一緒に住まわせたのが間違いだったんだ。その妹の口から更に、私の婚約者との間に子を宿した言われてしまう。その瞬間――私の中で何かが壊れた。
婚約破棄を告げられたお礼に鉄扇で元・婚約者を殴り飛ばし、街に飛び出した私は――鉄扇に付与していた術師を評価され、勧誘されるまま他国に身を移すのだった。もっと違う結末もあったのではないかと……考えながらも、次は平和な付与ライフを送りたいと思います。