あらすじ

大きな亀タルムの背中に建つ小さな家で、気ままな旅を続ける食いしん坊妖精リリィ。 洞窟の奥で本物のお菓子の家を見つけた彼女は、タルムから「見るだけにしようねえ」と言われ、元気よく返事をした。――そして、住人に声をかけるより先に壁へかじりついた。 ところが、その家は三十年前に焼かれたまま、町の宝として誰にも食べられず保存されていたものだった。 食べられるために作られたお菓子と、作ることをやめてしまった菓子職人。食い逃げ妖精の一口が、眠っていた家と町を目覚めさせる、甘くて少し不思議な旅の一話。

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小説を読もう2026/07/18
  • 現在の作品お菓子の家を見つけた食い逃げ妖精、住人より先に壁を食べる。