あらすじ
無音テストの録音に、
「何もないはずの位置」がある。
波形は完全にフラット。
規定値も守られている。
だが、0:42になるたび、
彼女の身体だけがわずかに反応する。
無音テストの録音に、
「何もないはずの位置」がある。
波形は完全にフラット。
規定値も守られている。
それでも、0:42になるたび、
彼女の身体だけがわずかに反応する。
機材の不具合でも、幻聴でもない。
再現性はあるのに、証明できない。
恋人にも同僚にも聞こえないその“何か”は、
次第に彼女の生活へ侵食していく。
音を数値で制御してきた音声技術者が、
自らの感覚の境界を疑い始める、
静かな心理ホラー。
※Snow flakes 軸ではありません