あらすじ

払ったものが、暮らしになって返ってくる。そんな町を、俺は作りたい 「……昇給したのに、手取りが減ってるじゃねえか」 田村タカユキ、三十二歳。 わずかに昇給した給料からは、社会保険料や所得税、住民税が容赦なく引かれていた。スーパーへ行けば、米も卵も弁当も値上がりしている。 真面目に働き続けても、暮らしは少しも豊かにならない。 そんな現実に限界を迎えたタカユキのスマートフォンへ、見覚えのないアプリ《町づくり図鑑》が現れる。 【異世界へ移住し、町づくりを開始しますか?】 【はい】を押したタカユキが転移したのは、井戸が枯れ、人々が困窮する小さな村だった。 木材や石材を集め、町ポイントを使って、井戸や住宅、畑、公共施設を建設する。施設が住民に利用されれば図鑑が進み、新たな建物やスキル、町全体への効果が解放されていく。 町ポイントの獲得量と使い道は、すべて住民へ公開。私物化はできず、町の発展にしか使えない。 税や負担から逃げるだけではない。 払ったものが住民の暮らしとなって、目に見える形で返ってくる町を作るのだ。 これは、現代社会に疲れたおじさんが、枯れた井戸しかない村から、誰もが豊かに暮らせる町を作る物語。

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小説を読もう2026/07/18
  • 現在の作品社会保険料も所得税も物価高ブチ切れおじさん、《町づくり図鑑》で豊かな町を作ります