あらすじ
日本最高峰の頭脳が集う大学の研究室。
ある日、新婚の同僚から「妻が家で起きる心霊現象に怯えているので、幽霊などいないと説得してほしい」と頼まれ、教授を含む研究室の全員が新居を訪れることになった。
ところが、その家は札だらけの古い木造家屋。庭にはしめ縄を巻かれた枯れ木、奥には封印されたような蔵まである。
誰もいない部屋から聞こえる声、床下を移動する音、箱に収められた謎の骨――
しかし、国内最高峰の研究者たちは少しも怖がらない。
札を剥がして分析し、骨を研究資料として持ち帰り、怪音の発生源を突き止めようと計測器の導入を検討する。さらには、蔵の地下に隠された空間まで発見してしまう。
恐怖よりも好奇心が勝る天才たちに、家に巣くう「何か」は耐えられるのか。