あらすじ
「センパイ、わたしに恋愛体験させてくださいっ」
先日まで所属していた文芸部の後輩、藤野里奈が暇そうにしていた僕に向かってそんな頼み事をしてきた。
一瞬ドキッとするが、話をよくよく聞いてみると「恋人がいる生活を体験したいから、その相手になって欲しい」ということらしい。
だけど、それって本当に付き合うのと何が違うのだろうか?
疑問に思いながらも引き受けた僕に、彼女は言った。
「それじゃあ、まずは告白シーンから始めましょう!」
・・・・・・は?
――自分と相手の気持ちに何となく気づきながらも、あと一歩を踏み出せないでいる二人の遠回りラブコメ。
※以前に公開していた作品の再投稿になります。