あらすじ

天才王宮パティシエと称賛される姉には、誰にも言えない秘密があった。——姉は、味がわからない。 妹のリゼは八年間、名前のない「味見係」として姉の菓子の味をすべて作ってきた。なのにある日、体裁を理由にあっさりクビに。 それなら、と屋台を買って市場で焼き菓子を売り始めたら、無愛想な騎士様がなぜか毎朝並ぶようになって——? 「俺は菓子の味なんてわからん。わからんが……これを食うと、朝の巡回が嫌じゃなくなる」 評判が広まり行列のできる屋台になった頃、味見係を失って困り果てた姉が「戻ってきなさい」と現れる。断ったリゼに姉が言い放った「あなたの舌は私が育てた」の一言から、王都の広場での食べ比べ対決が始まって……。 追放からの成り上がり×ざまぁ×不器用な騎士様との恋。焼きたてバターの香りでお届けする、短編ハッピーエンドです。

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小説を読もう2026/07/18
  • 現在の作品王宮パティシエの姉の『味見係』だった私、クビになったので街角で焼き菓子を売ったら、無愛想な騎士様が毎朝並ぶのは菓子だけが目当てではないようで