あらすじ
七年間小説家を目指し続けて、七年間、一次選考すら通らなかった。
十一作目の落選を知った日、四堂悠太は死んだ。そして異世界に転生した。
チート能力はない。魔法も使えない。あるのは、誰にも見せられなかった没作品の記憶だけ。
——だが、その黒歴史こそが、この世界を救う唯一の力だった。
一次選考すら通らなかった無能ワナビ——なんて、この世界では誰にも言わせない。
恥ずかしすぎる中二病全開のタイトルを、一字一句正確に叫べば、そこに宿るのは、かつて全力で書き上げたキャラクターたち。
「地の果てにて我が魂を宿し、無限の虚無を操る者が——」
日の目を見なかった没キャラたちよ、今度こそ——世界を救ってくれ。