あらすじ
召喚獣として、異世界に召喚されてしまった女子高生イタミと、幼なじみの悪友クロサキ。青一色の奇妙な異世界で最弱王女キスメトルカのしもべとなってしまった2人は、66年に1度ひらかれるという戦いの祭典「ギムレムル祭」への出場参加を命じられた。
強力な魔法の枷(かせ)で縛られた2人には拒否権はなし。そのイベントでは6人の王女とその召喚獣が命を賭けて対戦し、唯一勝ち残った最終勝者が新世界の覇者となるという。
雄弁だがスローモーな王女の乗獣カルビシェル、王女の護衛の双子の少女… いささかたよりない異界の仲間たちとともに、闘技会場となる「女王宮」をめざし、イタミとクロサキの奇妙な旅がはじまった。
優勝候補筆頭の冷酷悪女・イシュタビア王女の領域を何とか通過したキスメトルカ王女の一行は、同じく優勝候補のキリリア王女が統べる「アンム界」に到着した。ここにさらに二人の闘技会参加者―― イフ王女、アリア王女が加わる。
キリリア、キスメトルカ、イフ、アリア… この4人の王女とそのしもべたちは、最凶最悪の敵・イシュタビア王女を打倒するための密かな談合・作戦会議を開いた。さらにここでは、それまで戦闘能力なしのダメダメ召喚獣だと見切られていたイタミとクロサキにも、意外な特殊能力があることが判明。作戦会議は白熱する。
そして「ギムレムル祭」の当日がやって来た。キリリア、アリア、イフ、キスメトルカ、そしてシューベゼルとイシュタビア、6人の次代女王候補たる王女たちが、すべて「女王宮」に結集した。各々の剣と魔法と召喚獣を最大限駆使して、すべてを賭けた壮絶なる女たちの決戦が今、ここに始まった――