あらすじ

「卒業したらさっさとこの家から出て行ってちょうだい!」 疎まれていたリディアは義母に冷たい言葉を投げかけられる。 魔法が存在するアルフロンティア国。 貴族であれば属性魔法を使いこなして当然のこの国で伯爵家の養女であるリディアは魔法が使えないことと、この国では忌み嫌われる赤い瞳を持つことで義母と義妹から疎まれ、学校でも蔑まれていた。 部屋に籠って本ばかり読んでおり、他国の物語を読むために他国の言語を独学で習得し、本を読みふける毎日を送っていると、ある日『学校を卒業したらすぐに出て行ってちょうだい』と義母に夫候補の写真を見せられ、与えられた選択肢は随分と年上の男性達で絶望する。『絶対に結婚は嫌。出て行けば結婚しなくても良いのでは?』と自立の道を選ぶ。 自分の赤い目は人を不快にさせ、不安にさせるので部屋に籠ってできそうな仕事内容であること、自分の能力が活かせそうな翻訳家を目指すことに決める。 とある日、町の図書館で海を挟んで向こう側の国であるグランディア国の青年ロンと出会い、自分の言語力を試す機会に恵まれる。ちょっと怪しい雰囲気で危険な感じはするが、グランディア国の話題で盛り上がり、リディアの語学力を褒めてくれる。発音をいくつか指摘をされ、上達するようにと親切にしてくれるロンと充実した時間を過ごした。 『またどこかで会えると良いですね』と手の甲にキスされ、分かれることに。 ロンのことが忘れられず、図書館でぼんやりしていると閉館時間になり、薄暗い夜道を帰宅することになり、足早にあるいていると悲鳴が聞こえ、空に向かって炎の赤い柱が上がるのが見え、気になりそちらへと向かうと、そこには助けを請う男性を足蹴にしてナイフを片手に振り回すロンの姿があった。 衝撃的な光景に急いで警察に向かおうとするが、捕まり、返り血で汚れたロンに『今見たことは誰にも言ってはいけませんよ』と微笑まれたのを最後に気を失い、気づいたら自宅の寝室にいた。 悪い夢だったと思いながら学校へ向かうと、年上の留学生としてロンが学校にやって来た! 通訳としれリディアが指名され、べったりとロンに貼りつかれ、学校でも私生活も監視すると脅されてしまう。 『何が目的なんですか!?』と訊けば、『とある本を探している』と言う。 その本は魔術書で手に入れれば『世界を手に入れることができる』と言われており、その魔術書は『禁書』と呼ばれ、一度は奪ったものの、昨夜奪い返されてしまったので絶対に取り返すのだと話す。 『その禁書争奪戦に、私、関係ありますか?』と訊くと『やつらをおびき出す餌に使います』と告げられて―ーー!?

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カクヨム
カクヨム2026/07/17
  • 現在の作品嫌われ者の赤目令嬢ですが、脅されて敵役の通訳になりました~脅されているのに、好きになりそうで困るんですけど!~