あらすじ

かつて天才子役と呼ばれていた八代新は、溝神霞月との共演をきっかけに表舞台から降りていた。新にとって霞月は、本物の天才であり、憧れである。 世間の目に触れなくても、演劇をしたい。その一心で、新は高校入学と同時に演劇部で再び芝居を始める。 同級生である、制作担当の悠衣や脚本兼演出担当の紫と共に、新は次の文化祭での公演に向けた準備を進めていた。 そんなある日、新の前に霞月が現れる。 久々に再会した彼女は、幽体となっていた。 ------------------------------ 言葉を発する。私ではない誰かの意思を乗せて。 空気を震わせる音は私のものであるはずなのに、どこか私とはかけ離れているように思える。そういう瞬間が、そういう感覚が、好きだった。 ――だから、私は今日も舞台に立つ。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/07/17
  • 現在の作品天才の器