あらすじ
人類と魔族が和解し平和になった世界。
魔王軍の有能な側近であるベレイは、仕事だけを生きがいとする不器用な日々を送っており、魔王から心配されていた。
そんな彼のもとに、頻繁に魔王城へ遊びに来る元勇者のジェナが、彼をお茶に誘う。
恋愛経験が全くないベレイだが、魔王夫妻のアドバイスと後押しを受けてデートへ向かう。
デートを通して、二人は自然と心の距離を縮めていく。
ジェナの「そういうところが好き」という真っ直ぐな言葉に背中を押され、ベレイも不器用ながら自らの思いを伝えた。
時は流れ、ベレイは相変わらず魔王に仕事を要求していたが、その理由は家族を養うためへと変わっていた。
かつて仕事しか取り柄がなかった側近の変化を、魔王は玉座から温かく見守るのだった。