あらすじ
二〇〇八年、リーマンショック。同じ日に職を失った、武本久美と宮岡誠一。
何のスキルも、コネもない二人は、大阪・京橋の雑居ビルの一室で、小さな不動産屋「新誠不動産」を立ち上げた。
「仲介手数料ゼロ円」の薄利地獄、査定での手痛い敗北、初めての買取、収益物件、そしてインバウンド民泊のバブルとその崩壊——。
時代の荒波に揉まれながら、二人は、幾多の失敗を糧に、一人前の不動産人へと育っていく。
やがて久美は、この古い業界を根底から変える、大きな「波」と出会う……。
リストラされたどん底から、AIの時代まで。大阪・京橋の街を舞台に、二人が駆け抜けた一八年の物語。
★各話の終わりには、査定・利回り・広告料・民泊・空き家・相続・AIまで、
不動産の“リアル”が学べる「不動産まめ知識」コラム付き。
ゼロから何かを始めたい、すべての人へ。