あらすじ
完璧な生徒会長の「歪んだ正義」
僕、相原誠(あいはら まこと)の日常は、ある日を境に音を立てて崩れ去った。
放課後の生徒会室。窓から差し込む夕日が、
生徒会長・神楽坂莉緒(かぐらざか りお)の美しい銀髪を照らしている
。彼女は学園の偶像(アイドル)であり、
誰もが憧れる完璧超人だ。
「誠くん、先日のテスト、ケアレスミスがあったわね?」
莉緒が冷徹な瞳で僕を見つめる。
彼女の手には、僕がゴミ箱に捨てたはずのテスト用紙が握られていた。
「え、あ……ごめん」
「謝らなくていいわ。
私が……誠くんの『すべて』を正しく管理してあげるから」
カチリ、と鍵の閉まる音がした。
ドアは防音仕様だ。莉緒がゆっくりと僕に歩み寄る。
その手には、いつの間にかスタンガンが握られていた。
「これで、もうどこへも行けないわね。
誠くんは、私だけの『最高傑作』になればいいのよ」
彼女の微笑みは、今まで見たどんな笑顔よりも美しく、そして残酷だった。僕の学園生活は、この瞬間から「檻」の中へと変わった。