あらすじ

ミレイユは、家族の昨日だけを覚えている。 けれど、家族は彼女の好みも願いも覚えていない。 彼女自身も、自分の望みをうまく答えられなかった。 ローデン子爵家では、強い感情を伴う約束が朝には薄れる。 ただ一人、ミレイユだけが感情の残響まで覚えていた。 青い朝札に、謝罪も愛情も約束も書き続けてきた。 妹の縁談が決まった日、父は彼女を遠縁の記録係と紹介する。 家族ではないと告げた直後、父は一族の約束を尋ねる。 その場でミレイユが選ぶ言葉を、家族はまだ知らない。

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小説を読もう2026/07/17
  • 現在の作品家族ではない私に、一族の約束だけ覚えていろとおっしゃるのですか