あらすじ
「神々の世界、もう飽きたな」
剣と魔法を創造した始祖たる神・アルトは、窮屈な神界での生活に嫌気が差し、気心の知れた相棒の女神・エルマと共に人間界への家出を決行する。
二人は二十歳前後の若者の姿になり、人間界の奥深くにある「魔の森」で念願のスローライフをスタートさせた。
アルトは自らが創った魔法で快適なログハウスを建て、おとなしくて心優しいエルマの淹れるお茶を飲みながら、のんびりとした毎日を満喫する……はずだった。
しかし、彼らが隠居する森に、追放された無実の少女や、それを追う傲慢な貴族、果ては勘違いした勇者パーティーなどが次々と押しかけ、トラブルの種を撒き散らす。
「ただの森の番人? いいえ、俺たちはこの世界のルール(剣と魔法)を作った張本人ですが」
静かな生活を脅かす愚か者たちには、創造神による容赦ない制裁(ざまぁ)が待っていた。
ドタバタトラブルに巻き込まれながらも、規格外の力で敵を無双し、どうにかして平穏な日常を守り抜こうとする異世界コメディ&ファンタジー!
(※そして誰も知らない。おしとやかに微笑むエルマに、アルトすら凌駕する“最凶の秘密”が隠されていることを――)