あらすじ
没落寸前だった伯爵家を救うため、実家から援助金を支援してもらい、領地を立て直し、身を粉にして尽くしてきた伯爵夫人ケイティ。
――その結末は、最愛の夫による毒殺だった。
愛人のいる夫に、成り上がりと蔑み続けた義母。そして、周囲に歪められ、母を見下すようになってしまった息子。
すべてを捧げたはずなのに、誰にも惜しまれることなく命を落とした……はずだった。
けれど次に目を覚ました時、ケイティは十五年前――社交界デビューの日へと死に戻っていた。
「もう二度と、あの男とは結婚しない」と固く誓うケイティだったが――。