あらすじ
天正10年ユリウス暦の1582年6月2日未明、明智光秀は、京都本能寺に滞在する主君・織田信長を襲撃した。
時を同じくして、ローマ教皇グレゴリオ13世はユリウス暦からグレゴリオ暦に変更を決断する。
グレゴリオ暦は現在につながる400年で97回の閏年を置く高精度な暦である。
本能寺の変のあった1582年、ユリウス暦10月4日の翌日を、グレゴリオ暦1582年10月15日として、溜まっていた10日間のずれを修正したのだった。
同じ1582年2月20日、 キリシタン大名である大友義鎮(宗麟)・大村純忠・有馬晴信らの名代として4名の少年が天正遣欧少年使節団として長崎港を出港した。
長い旅路の末天正13年・1585年3月23日、少年達は ローマでグレゴリウス13世に謁見する。
ローマ市民権を与えられるが、主席正使の伊東マンショは本能寺の変後の戦国の世の日本の事がとにかく心配であった。
そこでグレゴリウス13世は、日本語の通訳で、時を操れる「暦の女神」が宿る謎の美少女・テンマを紹介する。
高齢で力尽きたグレゴリウス13世の死後、「暦の女神」の施しで、マンショはローマ育ちであるが日本人と思われるテンマは伴に本能寺の変の1582年6月2日にタイムリープする。
2人は本能寺の地下通路に潜んでいた信長と出会うが、明智勢に発見されてしまう。
地下通路は迷路になっていて、そこはタイムトンネルでもあった。
命からがら3人が逃げたタイムトンネルの出口は401年後の1983年6月2日、アントニオ猪木対ハルク・ホーガンの決戦が行われる蔵前国技館のリングの下の土俵と繋がっていたのだつた。
松永マサル、織田信長、アントニオ猪木、3人のイケオジが1582年と1983年の同じ6月2日に起きた日本史上最大の2つの謎が解き明かして行く。
松永マサル……潰れかけている芸能事務所兼イベント会社の織田信長と同世代のイケオジ社長。
織田信長……日本の統一を狙う戦国一の革命児、また民からは第六天魔王と恐れられる。1582年6月2日、日本史上最大の謎と言われる本能寺の変の時は49歳。
伊東マンショ……天正遣欧少年使節団の主席正使。織田信長を慕っている10代の少年。
テンマ…… ローマでグレゴリウス13世の日本語の通訳をしていた美少女。信長の妹で戦国一の美女・お市の方に似ているため、織田信長の側室が産んだ娘と疑われる。
アントニオ猪木……日本最高のカリスマ性を持つ格闘家。1983年6月2日第1回IWGP決勝戦ハルク・ホーガンと対決した時は40歳。
ホーガンとの試合では劇的な失神KO負けを喫するが、格闘技史上最大の謎とされる。